葬儀後の諸手続き
忌明け
遺品整理と形見分け
●遺品の整理
遺品は、衣服から家具類や電気製品のほか、故人の日記や手帳や手紙など、多岐にわたりますから、時間をかけて少しずつ行うのがいいでしょう。後に必要となることもあるため、仕事上の重要な書類や住所録、ノートなどは少なくとも数年間は保管しておきましょう。
また、預金通帳や株券、借用証、保証書といった金銭関係の書類についても同様です。勤務先にある故人の私物は整理して自宅へと持ち帰り、自宅にある勤務先の品は返却しましょう。
●形見分け
遺族や故人と親交のあった人たちに、故人の愛用品や大切にしていた物を思い出の品として贈ることを形見分けといいます。故人と親交のあった人に贈って、故人を偲んでもらうことが本来の形見分けの意味ですから、喜んでもらってくれる人に贈るようにします。形見分けを行う時期はとくに決まっていませんが、仏式では三十五日や四十九日の法要をすませたあとに行うことが多いようです。
キリスト教では忌明けのような習慣はありませんが、一ケ月目の召天記念日の機会に行うことが多いようです。形見分けは普通、故人より目上の人には贈らないものですが、先方の希望や、故人の遺志でそうする場合はその限りではありません。
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