生前お世話になった人とのお別れ会として生前葬取扱い葬儀会館
生前葬とは、本人が生存しているうちに本人の意思により行われる葬儀で、基本的な考えとして「生きているうちに、自分がお世話になった人や縁ある人を招いてお礼を述べたい」ために行う人が多いようです。
形式はカラオケ大会から立食パーティーといったくだけたものから、音楽葬や演劇葬など凝ったものまでさまざまで、大別すると無宗教の「お別れ会」の形式が多いようですが、宗教的な葬儀を行う場合もあります。いずれにしても、生前葬を行う場合は、招待状にその主旨をはっきりと表明し、快く出席してもらえるような配慮が必要です。
江戸時代にさかのぼる生前葬の歴史
江戸時代の肥前平戸の藩主、松浦静山が記した随筆集『甲子夜話』によると、熊本の家老が城下のあるお寺の住職に「人生一度は野辺送りにあうものだから、命あるうちに葬礼をしてほしい」と願い出て、生前葬を行ったとあります。
その葬礼も棺や香花の類まで用意を整え、本人は白装束で棺に入り、実際に和尚に読経を上げてもらうという本格的なもので、埋葬される直前に棺から出てきたそうです。その後、この家老は「吾はすでに死せり。
そののち真に死せば仏法によるべからず」と言い残し、実際の葬送の時は、従者に出陣の格好で行列させて、自らも甲冑を身にまとって葬られたとのことです。
少子高齢化が進む将来は生前葬が増える?
1995年に東京都生活文化局が行った「葬儀にかかわる費用等調査」の結果によると、お葬式についての新しい考え方として「生前葬」を知っている人は全体で62.5%。うち女性が67.7%、男性が57.7%でした。
その一方で生前葬についてどう思うかでは「関心がない」「考えたことがない」が全体の約7割を占め、「是非やってみたい」「やって観てもよい」あわせて1%台と極めて少ない数字でした。
ただし、これから少子高齢化が進むと、計算上では4人の親を2〜3人の子どもが葬送しなければいけない時代になるといいます。
そこで、親は子どもの負担を少なくするため、生きている間に自分で生前
有名人の生前葬
生前葬は認知度こそ高いものの、実際に行う人たちはいまのところ少数に限られるようです。その一方で有名人が行う例は増えてきています。
良く知られるところでは水の江瀧子さん、漫画家の赤塚不二夫さんなどが挙げられます。
とくに喜寿を超えたのを機に執り行われた芸能界の大御所、水の江さんの生前葬では、俳優の森繁久彌氏が葬儀委員長となり、代表献花は故三船敏郎氏、司会は永六輔氏などと豪華な顔触れで、生きている本人を前にユーモラスな弔辞が次々と披露され、笑いが絶えないにぎやかな「お別れ」となったといいます。
華々しい社交界だからこそという、冷めた見方もありますが、悲しみだけではなく"故人"とともに過ごした喜びを演出するという意味では、意義のある葬儀といえないでしょうか。
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