危篤・臨終から葬儀の手配まで通夜の進め方葬儀・告別式
危篤と臨終
医師から危篤を宣告されたら、家族と相談して最期の別れをしてもらいたい人に連絡を取ります。連絡は電話連絡が早くて確実です。先方が留守などで連絡がつかない場合は電報を打ちます。
基本的には、危篤者が会いたがっている人に連絡すべきで、一般的には三親等までの親族、およびとくに親しい友人を呼びます。連絡は正確かつ簡潔に。深夜早朝でもかまいません。
それ以外の方々には通夜・葬儀の日程が決まってから連絡します。
医師より臨終を受けたら、末期の水(死水)をとります。脱脂綿を巻き付けた割箸か、新しい筆で故人の唇を静かに濡らします。順番は配偶者、親や子ども、兄弟姉妹など故人との縁の深かった人から行います。もともと仏教の儀式ですが、最近では宗教を問わず行われる傾向にあります。ただし、カトリックではあまり行いません。
死亡届と死亡通知
病院で死亡した場合、医師がすぐに死亡診断書を書いてくれます。しかし交通事故や火傷などで死亡した外因死の場合には、警察医による死体検案が行われます。
また、突発的な事故死や変死、自殺、他殺などの死因の場合、警察医による検死(行政解剖)が必要となり、死体検案書を受け取ります。
遺族は、これを持って役所(市区町村役場)に死亡届を出します。
提出期限は、死亡した日から7日以内ですが、実際は葬儀に間に合うように、死亡の日か、翌日には届け出ます。
死亡通知は遺族が行う重大な役目ですので通知もれがないよう、故人とかかわりのあった人たちに知らせます。全員に通知するのがたいへんな場合は、関係先の人に連絡し、そこから先はその人から連絡をとっていただくようにお願いします。
故人の安置
ご遺体の清めと死化粧が済んだら、納棺までの間、ご遺体を布団かベッドに安置します。その際、掛布団は上下を逆さにしてかけるのがならわしです。仏式では頭が北、足が南に向くように「北枕」にして寝かせます。北枕にできない場合には「西枕」にします。
顔に白い布を掛け、両手を胸元で合掌させます。数珠を両手に持たせることもあります。掛け布団の上には刃物(守り刀)を刃先を足のほうに向けてのせるしきたりもありますが、今では袋入りの短い木刀を使用します。
遺体の頭上には枕飾りを用意します。白木の台か、白い布をかけた小さな机を台とし、その上に三具足(燭台、香炉、花立て)を置き、ロウソク、線香、樒(しきみ)をそれぞれ1本だけ供えます。
遺族と親族の打ち合わせ
葬儀・通夜を執り行い、故人に代わって弔問を受ける人を「喪主」といいます。旧相続制度の時代は、家督相続人である故人の長男が喪主を務める習慣がありましたが、今日では故人と一番つながりの深い人を選ぶようになり、配偶者や親でも喪主を務めるようになりました。
いずれにしても喪主は遺族、近親者の間でよく相談して決める必要があります。
また葬儀の規模や日程についても、故人の遺志やつきあいの範囲、予算、会葬者の人数、遠方から来られる縁者などの到着時間などを考え合わせて話し合いましょう。
葬祭関係者との話し合いがうまくいきやすくなります。
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